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さまざまなデータを把握しなければいけません

2018年06月23日
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生産管理は製造業において重要な業務で、製品を生産したり製造するプロセスのみが対象に考えられがちですが、最初の原料の仕入れや製造及び販売までといった広範囲にわたり管理する業務です。生産管理は製品を売る製造業の中心的な部分で、流れに無駄がないよう効率良く進めるため管理しなければいけません。

生産管理において管理するべき情報はいろいろあり、例えば生産計画や原材料・資材などの購買、生産工程などがあげられます。過不足を出さないための在庫管理や不良品を出さないような品質管理も重要です。原価情報や納期も重要で、必要なアイテムを必要な分だけ、必要な時にきちんと納品することができるよう製品を完成させなければいけません。

これらの関係する情報をきちんと管理するのが生産管理部門において重要な役割で生産管理の目的です。生産方式にはいくつかあり、例えばライン生産方式は製品を組み立て製造するものです。ベルトコンベアなどを使っている流れ作業などが多いでしょう。

生産管理において製造する製品数を中心に全体的な流れを管理しなければならず、どこかで不具合などが生じるとストップしてしまいます。品質低下が分かると次のステップでも品質低下に繋がるので、不良品発生がないように品質管理が重要になります。

セル生産方式の場合、流れ作業ではなく一人や複数のスタッフが最初から最後までの作業を行う方法です。製造する製品数ではなく納期や生産量などに応じてスタッフの数を管理することになります。ロット式生産方式の場合、製品の種類が多いのでそれぞれの種類を並行し製造するというより、一定量の製品を生産していく方法です。

少ないスタッフや機材をうまく利用する必要があり、機材やスタッフ計画、どれぐらいの量を生産するか計画が重要です。個別生産方式の場合、注文に応じて製造するオーダーメイド方式でフレキシブルに対応することができる生産計画や管理を行います。

確実な納期を守るために全体的な生産状況の情報を正確に把握する必要があるでしょう。

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